墓にふとんも着せられず / 東京物語


朝10時の映画祭「東京物語」を見る。


上京した年老いた両親とその家族たちの姿を通して、
家族の絆、夫婦と子供、老いと死、人間の一生、
それらを冷徹な視線で描いた作品である。


死別シングルなので夫婦関係で悩みはないが、
これからの自分と子供のかかわりについて考えさせられた。


『親孝行したいときには親はなし。墓にふとんも着せられず』
このことわざが何度か出てきました。



それにしても懐かしい俳優陣である。


平山周吉:笠智衆 尾道に妻と次女と共に暮らしている。
とみ:東山千栄子(俳優座) 周吉の妻。
紀子:原節子 戦死した次男の妻。アパートで暮らしている。
金子志げ:杉村春子(文学座) 周吉の長女。美容院を営む。
平山幸一:山村聰 周吉の長男。内科の医院を営む。
文子:三宅邦子 幸一の妻。
京子:香川京子 周吉の次女。
沼田三平:東野英治郎(俳優座) 周吉の旧友。

東山千恵子や香川京子など最初は誰だか分らなかった。
ましてや山村聰 などこのブログをかくまでわからなかった。


あの頃映画 松竹DVDコレクション 50's Collection::東京物語 [ 笠智衆 ]





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