戦後10年後のどん底生活 / 少年の目から見た世間


午前10時の映画祭「泥の河」をTOHOシネマズ日本橋で2017/09/16見る。



「泥の河」(どろのかわ)は宮本輝の小説。
1977年『文芸展望』18号初出、1978年に筑摩書房より刊行された『螢川』に収録。
宮本はこの作品で第13回太宰治賞を受賞し作家デビューしている。
1981年に小栗康平監督により自主制作の形で映画化された。

昭和30年の大阪。
安治川の河口で暮らす信雄は両親から、
近づいてはいけないといわれた舟に暮らすきょうだいと交流をもつ。

きょうだいの母親は船上で売春をして口に糊していたのである。

***口に糊→「粥(かゆ)をすする」


日本の復興前のもがいている時期、
小学校に行けない子供がいたのですね。

自分は山奥の田舎の村で生活し、
当時4~5歳であるが、
兄二人は貧しいながら小学校にはいってました。


私は兄二人が行っていない幼稚園にも行ってました。


親は戦争体験の影響でもがき苦しんでいるなどの描写もあり、
戦争の悲惨さ、その影響下の庶民の苦しみなど、
現代に伝えるべき映画ではないか!!!


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